バンギルガンと歩んできたvgc2018
構築経緯
まず、世界大会に持って行く構築の候補は3つあった。一つ目は全国大会で使用したコケコグロス。二つ目は新しくリザードン軸。三つ目は11月の時に使ってたバンギルガン。
コケコグロスは7月下旬のポチャオフでベスト8で手応えとしては悪くなかったが、きつい構築が瞑想ラティアスと瞑想クレセリアとけんまいカミツルギとフシギバナとテテフグロス+トリトドンorモロバレルが入ってる構築(多い)でいろいろ試行錯誤してみたが、きつかったので諦めた
二つ目のリザードンは全国大会で最後対戦したびちょさんが使ってた構築が対戦していて強いと思ったため真似して使っていたが8月上旬の鳳凰オフで予選抜けられず、自分の立ち回りが下手だったこともあり諦めた
三つ目のバンギルガンは正直「世界大会でバンギルガン本当か?」みたいなとこあったけど、現状の環境を見てみればリザードンやゲンガーやボーマンダがメガで採用されていて、メタグロスの数が減っているなと思った。1月の時にメタグロスやジャラランガの増加でバンギルガンの居場所がなかったが、8月にしてまた使おうと思った。
8月上旬のbo3cupに参加した時は予選全勝して1位通過(しかも1本も落とさない)という結果に手応えを感じた。その後、雨ゴチクチに負けてベスト16。今までの世界大会や全国大会でも珍しいポケモンが優勝しているのを見てバンギルガンで行こうと決心した
構築概要
主に戦い方は2つで、バンギルガンで上からいわなだれを連打する方法とテッカグヤを突破されないように立ち回る方法です
個別解説
175-×-106-187-137-118 H236 B84 C156 D12 S20
サイコキネシス マジカルシャイン サイドチェンジ まもる@エスパーZ
B:A233メガバシャーモのフレアドライブ(85.7%〜101.1%)(6.3%)
C:11n
S:準速ぺリッパー抜き
Zサイチェン時、最速スカーフ霊獣ランドロス抜き
元々はカプ・コケコを採用していたが、ジャラランガがきつく、ガオガエン+ジャラランガが並ぶと対処出来ないことからカプ・テテフを採用
バンギルガンをねこだましから守ったり、耐久メガゲンガーのヘドロばくだんを耐えたりして偉かった
ジャラランガ+ゲンガーの並びにZサイチェンしてゲンガーの攻撃かわしつつ、次のターンゲンガー縛るのが強かった
カプ・コケコと違ってメタグロスに隙を見せてしまうため、メタグロスがさらに重くなった
○ボーマンダ せっかち いかく
171-155-90-162-100-167 H4 C252 S252
ハイパーボイス かえんほうしゃ すてみタックル まもる@ボーマンダナイト
すてみタックルを採用し、特殊耐久が高いポケモンやジャラランガに打点を持てるようにしている
○バンギラス ようき すなおこし
175-186-131-×-120-124 A252 B4 S252
いわなだれ ダメおし れいとうパンチ ほのおのパンチ@こだわりスカーフ
天候要員で構築のテーマである
ほのおのパンチを採用することによってルガルガンのいわなだれと合わせてカミツルギを上からしばいた。(スカーフカミツルギだとこの動きは成立しないため、2戦目の時にスカーフじゃないことを確認してから使うと効果を発揮する)
けたぐりorばかぢからを採用してないので、バンギラスやヒードランに隙を見せることがあった
175-165-89-×-86-153 H196 A116 B28 D4 S164
いわなだれ ほのおのキバ アクセルロック がむしゃら@こだわりハチマキ
A:11n
B:A-1のA216霊獣ランドロスのばかぢから確定耐え
D:C+1のC161カプ・レヒレのだくりゅう砂込みで確定耐え
S:準速100族抜き
相棒ポケモンでどんな崖っぷちな状況でもワンチャンを残してくれた
基本はいわなだれしか押さず、対鋼にほのおのキバを採用し、トリックルームされても先制攻撃出来るアクセルロックを採用
そしてこだわってるのにがむしゃらと思うかもしれませんが、発動機会は少なくなくて、重めであるメタグロスやヒードランやバンギラスはピンチベリーを持っていることはなく、がむしゃら+ハイパーボイスみたいな動きがで処理が可能である点や読まれないのが強かった
外国人の方々は、ルガルガンが思ったより硬くて驚いていたので意表がつけたと思う
○テッカグヤ なまいき ビーストブースト
201-122-129-128-165-72 H228 A4 B44 C4 D228
ヘビーボンバー かえんほうしゃ やどりぎのタネ まもる@たべのこし
B:A165ガオガエンのフレアドライブ(86.5%〜102.4%)(12.5%)
D:11n
詰めポケモン
バンギルガンのようなガンガンアタックと違い急にネチネチした戦いに切り替わる
炎か電気技以外ではなかなか倒されないのでHP管理に慎重に立ち回る必要があった
逆に炎や電気タイプはバンギルガンが強めなので、バンギルガンで圧力をかけていき、テッカグヤを動きやすくする
よくガオガエンのフレアドライブでワンパンされて、さすがにまずいと思ったのでA165より高いガオガエンの記事をあまり見なかったことから、Bに少し努力値を振った
AとCに下降補正をかけたくなかったので性格は生意気にした
○トリトドン れいせい よびみず
212-×-101-143-110-39 H204 B100 C140 D60
だいちのちから クリアスモッグ れいとうビーム まもる@ピンチベリー
B:A181霊獣ランドロスのじしんZ(85.3%〜100.9%)(6.3%)
A216霊獣ランドロスのダブルダメじしん乱数2発(2.3%)
C:11n
D:C222ギルガルドのシャドーボールZ(86.3%〜101.8%)(12.5%)
S:最遅
実数値がほぼH=B+D
水技を抑制し、つらい雨パに対して出していく
バンドリでないためトリトドン以外の水ポケモンだと電気の一貫がやばく、カプ・コケコが重くなってしまうのでこの枠はトリトドンがいいと思った
今まではメテオールさんのトリトドンを参考にしていたが、耐久霊獣ランドロスが一定数いて、れいとうビームで落とせないことがあったため、Cを少し上げた
トリックルーム下の太鼓カビゴンに対してカプ・テテフでサイドチェンジしながらクリアスモッグを当てるというかなり厳しい立ち回りをしていた
総括
予選抜けラインの7-2は想像以上に厳しく、実力と運もないと抜けれないなーと思い知らされた
世界大会day1の結果は5-3で予選落ちたがリザードン構築が多かったので、コケコグロスじゃなくて良かったかなと思う。外国人のパーティはテンプレみたいな構築がなくて、初めて見る6体の並びばかりで選出にかなり迷った(ローブシンがいた時は真っ青になったw)。結果は残念でしたが、ダブルで最初に使ってた構築で最後まで戦えて幸せでしたね
vgc2018楽しかった!
オマケ(雑に)
Rising Sun!
上振れコケコグロス改良ver
○カプ・コケコ
ひかえめ CS252
10万ボルト ボルトチェンジ マジカルシャイン まもる@きあいのタスキ
きあいのタスキ・・・後投げ、ゲンガーやスカーフ霊獣ランドロスの前で動けるように
いじっぱり 175-198-171-×-145-145
○メガフシギバナ
ひかえめ HC252
めざめるパワー(炎)・・・vsけんまいカミツルギ
いじっぱり 200-165-111-×-129-81
フレアドライブ はたきおとす けたぐり ねこだまし@ピンチベリー
なまいき 191-×-114-130-154-58 最遅
10万ボルト れいとうビーム じこさいせい トリックルーム@しんかのきせき
ゆうかん HA252 最遅
感想
テテフグロスがきつかった